恋ぞつもりて淵となりぬる

あなたなんかのせいでめちゃくちゃなんだ

Snow Man佐久間大介くんに出逢って恋を知った話

 


私は今まで、「自担」に恋愛感情を抱いたことはなかった。今も応援している人、もう降りたけれど今も幸せを願っている人を含めると、私には「自担」と呼んだ人が3人いたけれど、それは全員に共通する。自担は私にとって小動物で、天使で、息子で孫で食べ物で、…なんだか雲行きが怪しくなってきたけれど、まぁとにかく、「かわいい」存在だったから。

 

でも、さくまくんに出逢ってそれが変わった。もちろんさくまくんだって小動物で、天使で、息子で孫で食べ物だけれど、それ以上に「かっこいい」。いやもうこれはほんとに、すっごいかっこいい。めちゃめちゃかっこいい。男の人ってこんなかっこいいんだ!?ってびっくりするくらいかっこいい。もうね、すっっっっっごい(語彙力が既に限界)。さくまくんがかっこよすぎて、好きになってからずっと「かわいい」しか言ってこなかった初代自担・翔くんにも、最近気づけば「かっこいい」と言いだすまでになった。語彙が増えたね☆(そういう問題ではない)

 


そんなこんなで絶賛さくまくんを拗らせている今日この頃。

明らかにここまで深刻なことになったのは直近のSummer Paradise 2018 Snow Man公演なわけだけれども、それにしたって一体いつの間にこんなことになったんだと自分なりに整理をしたくて、さくまくんに堕ちた経緯をまとめることにした。はてなブログ、開設以来初の出番である。これまでなにか書こうと思ったことは何度もあったけれど、実際行動に移せないダメ人間だったので…()

 


尚、一応にも「降りる」という形をとった人の名前を明記し、何度も話題に出すのもなんかあれかなと思ったので、今もファンだと名乗らせてもらっている嵐の櫻井翔くん以外は、名前をあげるのは控えています。とはいえ今もCDやDVDが出れば買うし、FCには入っているし、レギュラー番組も録画してダビングもするしと、なにをもって「降りた」と言っているかは自分でもわからないけど…()

別に応援していたことを隠したいとかいうわけではないので、普通に文脈でわかるレベルです(伏せる意味とは)。

 

 

 

①2017年春

たまたま見た少クラ春休みスペシャルで岩本照くんを知り、「ひーくん!」と言いだす。それ以上もそれ以下もなく、ひたすら顔がタイプだった。ちなみにこの一年後、録画を見直した結果ひーくんの横にさくまくんが座っているのを発見し、「足ぶらんぶらんさせててかわいい!!!」と深夜のTwitterで友だちを叩き起し始めます。(迷惑)

 

 

 

②2017年初夏

そんなこんなで「ひーくん」の顔と名前だけを知っていた私が、初めてその所属グループであるSnow Manを知ったのは、確か去年のPONのジャニーズ銀座(かな?)のwsで取り上げられてたのを、偶然見たから…とかだと思う。(あやふや)

多分この時は、24時間テレビ関連で翔くんがいつなんのwsに出るか確認するのがいい加減めんどくさくなって、日テレのニュース番組を全部毎日録画に切り替えていた(やりがち)頃とかで。録画した覚えのないPONをぼーっと見ていたら、たまたまLucky Manを歌っている人たちが映って。嵐の曲が歌われていて嬉しくなった単純な私は、自担の出番まで飛ばそうと思ってリモコンに伸ばしていた手を止めて、その特集を全部見ることにした。この時点ではまだ、さくまくんのことはよく認識していなくて、それどころか 金髪・6人グループのメンバー・その中で背がちっちゃい人 という3点で認識していたので、少クラを見ていてもSixTONESの京本くんとよく見分けがついていなかった。ごめんなさい(陳謝)

 

 

 

③2017年夏

ここで元自担の名前を明記しない、というマイルールの意味がほぼなくなるが、去年の夏、私は当時の自担のコンサートのためにTDCにいた。席がとんでもなくよかったので終始自担のことを肉眼でストーカーしていたはずなのだけれども、公演後付き添いで来てもらっていた櫻井担の友だちに「えりりん、めっちゃひーくん見てたよ」と言われるくらいにはバックのスノのことも見ていたらしい。とは言え記憶はほとんど当時の自担のことについてだったので、スノについて覚えていることはドラキュラみたいなマント羽織って棺に消えた人がいたこと、天気予報してた人がいたこと、ひーくんマイク持ってアリーナ歩いてたことくらいだった。あとなんか甘い言葉コーナー(伝われ)で他は彼女への胸きゅん()台詞求められてるのに、1人だけ全国の「彼氏」に向けての言葉要求されてる人いて笑ったのも覚えている。今考えるとあれがなべしょだった。…という、いや待てさくまくんどこ!?!?やる気出せよ!!!!レベルの記憶である。ちなみにこの一年後、私はさくまくんが見れるからとこのコンサートの円盤を買います。

 

 

 

④2018年春(上旬)

時は流れて2018年3月9日Snow Manを初めて認識してから半年以上が経ったこの日。私は実家に帰省していて、普段は見れないBSが映るから、そして当時の自担がもう1人の自担の曲をやる(ややこしい)からと、録画もしつつ、少クラをリアルタイムで見ていた。ら、めちゃめちゃ治安の悪い曲が流れてきたのである。それがⅥ Guys Snow Manで、私のツボど真ん中の曲調だったこともあり、ここで一気に心を掴まれた。中でも「耳で胸で Feel so high」のところで金髪の人が顎をくいっと上げるのがすごくツボで、元々楽しみにしていた曲もそこそこに、この曲を何度も見直した。今思えばその「金髪の人」がさくまくんなわけだが、そのときはこの曲好き!という感情がまだ大きくて、人の把握までは気が回らなかったんだと思う。

この期に及んでまだ私は、Snow Manのメンバーの顔と名前がほとんど一致していなかった。もう存在を知ってからそこそこの時間が経ってるのに(怖)

さらに恐ろしいのはこいつ、あべ担の友だちに誘われて、数週間後には横浜アリーナで開催されるSnow Man単独公演に行く予定があるのに、である。頼むからやる気出してくれ(この少クラ後、死ぬ気でSnow Manのオリ曲と彼らがよくやる曲たちのC&Rを調べまくりました)

 

 

 

⑤2018年春(下旬)

そして迎えたJr祭りSnow Man単独公演。

ここまで来ても未だぽんこつだった私は、公演前、顔が好き!という理由で「阿部くんうちわください!」と注文し、売り場のお姉さんに「どちらの阿部さんですか?」ときかれ、「えっ阿部って二人いるんですか!?」などと聞き返す無知っぷりを晒していた。いるからきかれてんだろ察せバカ()

Jrにあんまり詳しくなかったから、「阿部」2人もいるとは思わなかったんだよね…(※「Jr」祭り会場でほざくことではない)

結局あべくんの下の名前すら自信をもって答えられず、「亮平さんですか?顕嵐さんですか?」ときかれているのに「Snow Manの方の…あの、気象予報士さんの方のあべです…」と注文する、終始アホな女だった。売り子のお姉さんも、まさか名前すらはっきりわかっていない人のうちわ買う女がいるとは思わなかったのではないかなと思う…()

 

そんなわけであべくんのうちわを持ち、のスカートを履き(持っている中で1番かわいい春服だった)、双眼鏡でひーくんをストーカーする謎の人間が出来上がり、コンサートは幕を開けた。ちなみに友だちに借りた公式キンブレは黄色にしていたので、もうまじで意味不明なオタクである。やる気出してほしい(n回目)。

 


そしてこのコンサートで、私はさくまくんを初めてしっかりと認識した。

 


佐久間大介くん。

 


この人はきっと天使なんだと思った。

 

 

ふわふわの金髪で、よくわからないけどめっちゃめちゃ楽しそうに踊ってる人、あの人の後頭部が丸くてかわいい。あとバクステでやってた曲めっちゃかわいかった、あれなんて曲だろ??(後でチラリズムとわかる)あれがさくまくん??めちゃめちゃにかわいくないか?????

 


公演後、今回も連番していた友だち(TDCでも連番した櫻井担)にそんなようなことを話して、手を握りあった記憶もある。が、二人ともガチガチの櫻井担だったのであべくんによるT.A.B.O.Oと、自己紹介ラップに「とんでもなく甘い気象予報」が組み込まれていた(しかもコンサートに誘ってくれたあべ担によりあべくん作詞だという情報がもたらされる)のとで死んでいて余裕がなく、その場ではそれ以上掘り下げることはなかった。

 

それになにより、Snow Dreamという曲がもつ、私には経験したことがない重さを背負う覚悟が出来なかった、というのもある。「てっぺん取りたい!」と願うグループを応援したことはあっても、「デビューしたい」と歌う人たちを好きになったことはなかったから、怖くて飛び込むことが出来なくて。むしろこれ以上知ったら絶対に好きになってしまうから、もうこの人たちを見るのはやめよう、そうひっそり思った日でもある。(このときさくまくんに抱いた「好き!」はあまりに大きくて、結局我慢することは出来なかったけれど。)

 

 

 

⑥2018年初夏

そんなこんなで割とさくまくんを拗らせつつ、T.A.B.O.Oからこっちあべくんも気になっていた私が出逢ったのが、完全にさくまくんに堕ちる原因になる映画、ラストホールドだった。

元々はスト単独で久しぶりに会った京本担がお土産代わりに、とくれたフライヤーで公開を知った映画で、観よう観ようと思っているうちに公開から1週間が過ぎていて。このまま観ずに終わるフラグでは…なんて思っていた折、ちょうど嵐担3人でラプラスの魔女を見ようという話が持ち上がり。そのうちの1人がTDCと祭りを共にしたあの櫻井担だったのもあって、どうせ映画館に行くならラプラス前にラスホも観ちゃおうよ!というスケジュールが出来上がったのである。今思えば観なければよかった、観なければまだ引き返せたのに…とも思うけれど、さくまくんを応援するようになってからなんだかんだ毎日楽しくオタクをしている気がするから、良かったのだと思うことにしたい。さくまくん好きすぎて泣く自分のことは置いておいて(軽めのホラー)。

 


ラストホールドを観終わった後のことは結構よく覚えていて、私はひたすら「さくまが可愛かった」と言っていた気がする。なんか「さくまプリキュアだった」とも言っていた記憶がある。意味わからん…(頭を抱える)

あとさくまくんが崖?から落ちるシーンみたいなのがあって、それを見て「待って!?さくまくん天使だから落ちなくない!?」とか、「岩はやる気出して柔らかくなれよ〜(涙)」とか言っていた気もするし、それを見た私の自担遍歴をほぼ見ている京本担(オタク友だちの中で1番付き合いが長い)には、「それさぁいっつもえりりん自担に言ってるやつだよ」「自担って認めなよ」等散々言われた。いやそれな…()

結局さくまさくま言ったまま潤担と合流して、そのままのテンションでラプラスの魔女を観、その後元々同じグループのオタクをしていた他の友だちと合流してもまだ、さくまさくま言っていた気がする。いやもちろん翔くんの映画も超真面目に観たし翔くんめっちゃリスで可愛かったんだけど、スノの印象がめちゃめちゃに強くて、その日の夕飯時には「なべしょはあれ絶対経済学部にいる」「翔くんが理系の大学教授役でなんかめっちゃ難しいこと言ってたけど、あべくんならわかるのかな!?」等言っていた記憶がある。

 


そんな訳でやっと本腰入れてさくまくんに堕ちた私は、ここでようやく、自分が持っている過去の雑誌やら色んな音楽番組の録画やらをひっくり返してみた。とはいえSnow Manがバックにつくグループをまるで履修していなかったので、先輩のバックを務めるさくまくんはあまり発掘出来なかったけれど、AAA(ARASHI AROUND ASIA 2008 in TOKYO)でニノちゃんに紹介されるさくまくんを見つけたときは、とりあえず深夜のTwitterでめちゃめちゃに暴れた。いちいち迷惑なのが私である(やめろ)。AAAは結構出来る子なので、他にも翔くんが花道をダッシュしている後ろでぴょんぴょんしているさくまくんなんかも見つかって、その映像をしばらく擦り倒したりもした。翔くんとさくまくんが共演してる〜〜〜!!(頭が悪い)あと2007年のTimeコンのバックについているのも見つけたんだけど、これはさくまくんよりなべしょの方が数段判別しやすいな〜くらいの印象でした。ふっかも映ってた…気がする。ごめん忘れた(生きろ記憶力)

 

あと、YouTubeJrチャンネル情報局の動画を全部見たのもこの時期で(情報局には1年近く前に入っていたのに動画の存在も知らないレベルでほったらかしていた)、1つ見てはさくまくんの可愛いところを上げる、みたいなことをしていた気がする。Twitterで。京本担とあべ担しかいないところで(迷惑)。なんなら今も私の周りにはあべ担数人と京本担と宮舘担しかいないので、サマパラの後もまるで会話が噛み合わなくて笑った。ちなみに同担拒否とかでは全然なくて、なんか知らんけど自然とこうなっていた。(京本担にはめっちゃさくま垢を作れと勧められる 私もそう思う)

 

え〜誰か私とさくまくんのこと話そ!!さくま担なって!!!(は)

 

 

 

⑦2018年夏

とは言え、伊達にこれまで自担を猫可愛がりして生きてきたわけではなかったので、さくまくんに堕ちたと認めた後も私はしばらく「さくまくんかわいい」スタンスで生きていた。実際、はちゃめちゃなテンションで綴られているジャニWebだったり、語尾やら単語チョイスやらがかわいい雑誌のインタだったり、いちいち動きがうるさいYouTubeや情報局の動画やらを見ていると確かにさくまくんは可愛かったから。

 

でも踊っているときのさくまくんは、「かわいい」と表現する類いのものでないことも確かだった。さくまくんはめちゃめちゃにダンスが上手いし、そしてダンスの上手い人にリアコをこじらせるのは私の中ではあるあるだったから(過去に大野智へのリアコをこじらせすぎて友だちに引かれたことがある)。とは言え「自担に」リアコを拗らせている自分の姿はイマイチ想像出来なかったので、京本担に「えりりん絶対サマパラでめっちゃさくま担に仕上がると思う」と予言されても、あ〜ありそうwくらいに軽く考えていた。

 

 

結果、

 


案の定、「さくまくんが好き」だとはっきり自覚してから初めての現場だったサマパラで、私は「自担」に恋をする。のだけれど、多分大方の予想よりもえぐい拗らせ方だったらしく、友だちがみんな心配し始めた。みんな優しいな!?ありがと!!(は)

 

だってさくまくん、やることなすこと全部かっこよかったんだよ…。

 

自担が可愛いことしてるの見て「かっこいい」って言いだす自分がいたことにも驚いた。だってゆきお(訳:うさみみヘアバンド)してる自担見て「かっこいい」って感想抱く未来、誰が予想出来たよ??お前ちょっと前まで明らかかっこいい場面の自担つかまえて「かわいい♡食べたい♡」とか言ってたじゃん…???()

 

そしてここで初めて、自分が「かっこいい」という単語をちゃんと知っていたことがわかる。やれば出来る子(?)

 

初めて自担に恋愛感情を抱いたわけだからこれはもう初恋じゃん!とか思ってしまうイタい女で申し訳ないけれど、それくらい私にとって「自担がかっこいい」というのは青天の霹靂であって、少し前まで考えもしなかった感情だった。だって自担ってかわいいものじゃん?(しつこい)

 


そんなわけで私に初めてを教えてくれた(語弊)さくまくんは、他にも色んな新しい世界を教えてくれた。

 

ファンレターを書くようになったし、

 

うちわも作りたいと思うようになったし(実際作れはしないので京本担に全頼りしている めっちゃありがとう)

 

グッズも複数買うようになったし、

 

ジャニショの写真も全買いしようなんて思ったことなかったのに、今はいっそ全部複数買いたい(こじらせてから行けてないのでここは願望形)。

 

死ぬほど嫌いな絶叫系も、さくまくんがあまりに楽しそうに乗るからもしかして面白いものなのかな?と頭ごなしに拒否しなくなったし、なんならちょっと乗ってみたいなと思うようになった。

 

お箸の持ち方も、ずっと直らなかったのに、さくまくん綺麗だなぁと思って真似していたらこの歳にもなって直すことが出来た。

そのおかげでペンの持ち方も改善されて、人間って変わろうと思えばいつでも変われるんだな〜なんて思ったりもした。(笑)

 

 

 

 


私の自担遍歴を知る友だちはみんな、私がさくまくんを好きになったと言ったときにとても驚いていたし、「好き」のスタンスの違いにもびっくりしていた。

 


「二重じゃなくない!?」

「さくまバク転出来るよ!?」

「ピアノ弾く人が自担じゃなかったっけ!?」

めっちゃわかるほんとそれ私も思った。挙句の果てには非ジャニヲタのリア友にすら「今まで好きだった人たちと違う系統なんだね?」って言われたもんリア友強いよな…写真だけでよく見抜いたよ…()

 


えりりん目が恋してる」

「落ち着いて聞いてほしいけど今までで1番やばいよ」

「なんかとにかくさくまが好きなことはわかった」

引かせてごめん話聞いてくれてありがとう…みんな優しいね…()

 


多分、今まで好きになった人たちとほぼ共通点がないからこそ、ここまで新しいこじらせ方をしたんだろうな、とも思う。今まで好きになった人たちがかっこよくなかったとかでは全然なくて、私の中にはひたすらかわいいと思うタイプの「好き」以外に、かっこいいと思うタイプの「好き」も確かに存在していて、それを引き出したのがたまたまさくまくんだった、っていう。それだけの話なんだろうな〜なんて、ふと冷静に思ったりした。

 

 

 

だから結局なにが言いたいかって言うと、それはもうさくまくんがかっこいい以外ないんだけど(もうちょいあるだろ)、とにかく自分がどうやってさくまくんを拗らせていったのかがよくわかったのでよかった!満足!ありがとうさくまくん!Jr担は慣れなくて結構しんどいことも多いけど、それ以上に楽しいこともたくさんで、さくまくんを好きになったことに後悔はないよ!本当にありがとう!!!なんか尻切れトンボみ半端ないけど言いたいこと全部言ったので締めます!!!!!!()

 

 

奇跡がこれからも君に降りますように。

 

 

 

(結局これなんの話だったんだろう)