恋ぞつもりて淵となりぬる

あなたなんかのせいでめちゃくちゃなんだ

Snow Man増員に寄せて、ここ数日の感情備忘録

 

 

今私はどんな気持ちなのか、どう気持ちが変わっていったのか、数年後の私はきっと知りたいんじゃないかな。

その頃まだジャニオタを続けているかはわからないけれど―いやきっと続けているんだろうな―そんな時代もあったねって、思えたらいいなと思って。とにかくここ数日間のことをまとめておきたくて、筆をとりました。実際はスマホ触ってるだけだけど。

 

気持ちは文章にしたらまとまるとか言うし…ね。

 

今のところこう思ってるよってことをまとめたかっただけだから、数ヶ月後、数日後、いやひょっとしたら数時間後には全部意見ひっくり返って「このやろ〜〜〜〜〜〜〜!!!www」となっているかもしれませんが、御容赦ください。

 

1日目(1/17)

深夜1時頃だったと思う。やらなきゃいけないことが終わって、寝る前最後のTwitterのつもりで友だち数人と空リプをするだけのアカウントを開いた。ら、なんだかTLが騒がしいことになっていて、胸がざわついた。

 

なに?

 

どうしたの?

 

友人たちのツイートの雰囲気から、嬉しいことでないんだなってことは察せられた。嫌な予感がした。

 

いそいでTLを遡った私が見たもの、それはSnow Manが増員するということが伝えられた新聞の画像と、その新体制だろう9人の集合写真の中、後列最端で微笑む大好きな人の姿だった。

 

 

どうして????

 

 

1番に芽生えた疑問はなによりも自担のこと。

なんだこの立ち位置は?

いや知ってた、今までだって端だったし歌舞伎のポスターでも名前は最後だった。いやでも、どうして。6人の端と9人の端じゃ勝手がまた違うじゃん、おかしいでしょ、なんで、歌割りはカメラ割りは、扱いはどうなる…?今までですら、決して良いとは言えない扱いだったのに。

申し訳ないけれどそんなことで頭がいっぱいで、加入組が誰なのかなんてことはおろか、他のメンバーのことすら考えられなくて、そのまま震える手でリア友の亀梨担に新聞の画像をLINEした。

リア友はすぐに既読をつけ、返信をくれた。後々わかったのだが、このとき彼女もまた寝る前にとTwitterを見ていたところだったらしく、「え?」「どういうこと?」「まじで???」と戸惑った様子ながらもLINEをずっと返し続けてくれていた。あまりの衝撃で戸惑うことすら出来ていなかった私にとっては、代わりにお手本のように戸惑ってくれたことは救いだったのだと思う。その夜はなかなか眠れなかったけれど、「でも自担は生きている」「まだあの事務所でアイドルとしてやっていこうとしてくれているんだからいいじゃないか」みたいにリア友に諭されたこともあって、明け方頃なんとか眠った。KATーTUNをJrの頃から、そして物心ついたときから応援していたSMAPを数年前に失っている彼女の「自担が辞めてないだけありがたい」って言葉は、一時の感情で反論出来るほど軽いものじゃなかった。

 

この日のお昼のことはほとんど覚えてないな。でも、ほぼすっぴんだった私を周りの人たちは「起きて外に出たのは偉い!」って甘やかしてくれて、お昼ご飯なんていらない、なんにも食べたくないってごねる私の口に、「いいから食え」っておにぎりとお茶をねじ込んでくれた。「どうせ朝ごはんも食べてないんだろ」って言いながらツナマヨのおにぎり詰め込まれたときはちょっと笑っちゃったな。大正解だった。

これは夜ご飯のときも一緒で、もう長い付き合いのオタク友だちが、「夕ご飯ちゃんと食べて!」「私も食べるからせーので一緒に食べるんだよ!」「ご飯食べた!?偉い!!」ってTwitterでずっと世話してくれて、ほんとにありがたかったなぁ。この子だってスノ担で、私よりずっと箱推しだったから多分、自分だって相当つらかったのに。

あとこの日は他グループのオタク友だちもいっぱい励ましてくれて、苦しかったけど嬉しかった。みんな「あったかいもの食べてあったかくして寝るんだよ」って言ってくれるけど、食欲もなくて寝れそうにもない自分はその優しい言葉すら受け取る余裕なくて、でも嬉しかった。

優しい友だちがいっぱいいるなって、すごく嬉しかった。

 

結局この日は友だちと鍵のついたアカウントでずーーーーーっと不満を吐き出して、泣いて、泣き疲れて眠った。中学生のときぶりに声をあげて泣いた自分に驚いたし、普段滅多に泣かない人間なので上手い泣き方がわかんなくて、椅子に座ってティッシュ抱えながら泣いたなぁ。

この時点で1番の感情はもちろん「自担の努力が報われない」ことへの怒りだったから、多分私は悔しくて泣いていた。

さくまくんに「もっと前に出ろ」と言ってくれたのと同じ口があの立ち位置を命じたのか、あんなにも見る人全てを魅了するダンスも結局は評価してもらえないのか、自担は、私の大好きな人はこれからずっと、10以上歳の離れた子の後ろでバックダンサーのように扱われるのか。

まだ見ぬ未来が怖くて、信用ならなくて、どんどん悪い方に悪い方に考えてしまって、多分1番苦しい日だったと思う。その不安と不信感の矛先は全て新社長に向いていたから、この日の私は完全にタッキーアンチだったなぁ。でも、恨める相手がいて幸せだなって感謝はしながらキレてたから、大目に見て欲しいなとも思う(笑)

だってほら、クソみたいな匂わせ女付きの熱愛はもちろんなんだけど、病気とか、こういう胃が痛くなる系の事変のときって、大抵1回は自担を恨んじゃうことがあるじゃん。まぁ熱愛なんてものは自担恨みたい!恨めない!って負の感情の堂々巡りだから置いとくとして(笑)、本人はもちろん周りの人だって元々一切悪くないはずの病気だって、誰も悪くないからこそ、苦しくてどうしようもなくて「なんでこのタイミングなの」とか心の隅で思っちゃって、そんな自分にまた苦しんで、みたいな。その経験があるからこそ、あのつらさが今回はない、それだけは本当に救いだった。私は今回のことで、まだ一度もさくまくんを恨まなくてすんでる。それがなにより有難いことなのは、もう短くはなくなってきたジャニオタ人生を振り返っても、よくわかる。

 

2日目(1/18)

この日も世間はばっちり平日、人間として閉店する訳にも行かないので最低限の化粧だけして外に出た。6人で笑いあってるスノの夢を見てしまって朝から悲しかったけど、それでも腫れた目にアイラインをきちんと引いて、前日よりはきちんとした格好をした。

 

結果としては、この日締切の超重要な案件が3件ともなんとか終わったことと(これがかなり心の余裕をなくしていたんだと思う)、夜にオタクの友だちと会って色々話せたこともあって、この一日で私はだいぶ立ち直った。この日会ったオタクは元々同じグループを応援していたときの友だちなんだけど、それこそお互いの自担になにかあったらすぐにご飯に行く協定(そんなものはない)を結んでいることもあって、元々は土曜の夕方だった食事の予定を―それだって随分頑張って空けてくれた予定だったのだけれど―さらに早めてくれて、なんとかこの日に会ってくれたのだ。

 

そこで4時間弱色々と話して、最終的にはまったく関係ない世間話なんかもしたりして、「案外元気そうで安心した」なんて言われながら解散した。確かに「オリ衣装とかどうなると思う?」「加入組分作るんでしょ」「あーやっぱ?」みたいな話が出来るくらいには回復していたし、私より長いことジャニオタな友だちによって加入組のスキルは高めだということもわかって、タッキーは自分のお気に入りのチビちゃんをゴリ押ししたいだけなのでは…?っていう疑心暗鬼のようなものから解放されたことも大きい。関ジュも既にあったユニットもチビちゃんたちのグループも全てを巻き込んだこの人事は、新社長のSnow Man可愛さによるエゴ大爆発案件なのかなって、Snow Manはどうでもいいと思われてるわけじゃないんだなって、ちょっと信じられるようになった。

 

この頃から向井担、目黒担、宇宙担の方々のはてブなんかも流れてくるようになって、片っ端から読んだりもした。し、前向きに捉えている人たちのツイートなんかも読めるようになってきた。それらは意訳するとやっぱり「Snow Manをどうしてもなんとかしたいタッキーによる強烈な身内贔屓だ」ってところに集約されていて(こんなにキツい言い方は誰もしてないけど)、私はまだそんな風には思えなかったけど、でも、そう見える人が少なからずいるってことに救われた。そう思える人がいるってことは、実際そうなのかもしれないし、となると自担は、信じてた人に無下にされたわけではないんだな、って安心できたから。

 

結局どこまでいっても自担が1番大切な私は、もしかしたら箱推しなんかじゃないのかもしれない。でもそれでもこんなに苦しいんだから、箱推しの人はほんとに地獄なんだろうなと思った。私はさくまくんが幸せならそれでいいオタクだけど、さくまくんが大切な人たちと幸せになれるんだったら、もちろんそれが1番嬉しいんだよなぁ。

 

三日目、四日目(1/19・20)

ここまでくると個人的にはだいぶ余裕が出来ていて、笑う余裕もあったし、非オタの友人とご飯を食べに行ったりもできた。なんの話してたかなぁ…あ、単独コンのセトリについて考えたりとかも出来るようになってて、普通に楽しみになってきてたな。元々めめのことは普通に好きで、去年末に入った嵐コンでも、自担を差し置きまではしなかったけど、それでも結構な頻度でめめを探しては、見つけて「めめだ〜!♡」ってメロってた。嵐の最近のツアーバックについてることもあって、今度の横アリでスノ6人にどんな曲提案してくれるんだろ!とか楽しみになってきたりして。まぁ演出タッキーとのことなのでどの程度、なにを本人たちが決められるのかはわかんないけど、セトリとかもしみんなで決められるんだったら、最近の嵐の曲とか提案してみてくれないかな〜…(笑)みたいな。掛け持ちしてない人にはぶん殴られそうだけど、そんなこと考えてたらちょっとは立ち直れたんだよね。

こーじの認識も私は「友だちがめっちゃ顔好きって言ってた関ジュのお兄ちゃん」とか「自担と健ちゃん協定結んだ子」くらいしかないけど、ソロでHit the floorやったりとか少年たちでのFameとか、曲の?趣味が??さては合うなお前????みたいな、謎の仲間意識が芽生えてきたりもした。(少年たちのFameは向井くんの選曲ではないだろうけど)

ラウールに関しては1番よく知らないけど、とりあえず数年前に健人が少クラで褒めてた子だなって認識はあったから、あのいつも全力☆MAXな男が褒めるんだからいい子なんだろう!よし!深く考えんのやめ!頑張れよラウール!ってなって終わった。

月曜のわたなべさんのウェブ更新は普通に怖かったけど、楽しい話をしてたかった。「このメンバーでの未来が見えない」とかは、絶対に言いたくなかったんだよね。だって言霊って言うし、私はさくまくんに幸せになってもらいたいから、その未来を暗い言葉で縛ってしまいたくなかった。もう強がりでもなんでもいいから、「さくまくんの未来は明るい」って叫んでたかった。だからずーっと楽しい話してたなぁ。

 

五日目(1/21)

そんなわけであっという間に日は変わり、悪夢のような発表があった週は「先週」になった。こんなに長い5日間、きっとこれまでもこれからもないんじゃないかなって思う(笑)

私は午後6時が来ることに若干怯えながらも、相変わらず楽しい未来の話をしたがった。し、友だちともしてた。

 

「めめって強火亀梨担でしょ?」

「そうなの?w」

「でも多分みやちゃんとは解釈違いだな」

「グループ内同担拒否はダルいwwwwww」

「ってかこーじも健ちゃん担じゃん??Snow Manさんグループ内担当被り多すぎでは…w」

「あべくんよかったね!スノの櫻井担枠は君1人だよ!」

みたいな話をみんなでしてた。暇か。暇です。

 

まだ心のどこかではめちゃめちゃ不安だったし、戻せるものなら戻して欲しかったけど、でもだいぶ前を向けるようにはなってた。タッキーはスノのために増員したんだな、あの人はスノをとにかくどうにかしたいんだなって思えるようになったから。だってさぁ、新社長になって一発目にやることって、とりあえず何を置いてもやりたいことじゃん、普通。法務大臣になった瞬間に死刑執行めっちゃするみたいな、そんなかんじ。(伝わらん)

とにかくスノを守りたくて、そのためになんとかひねり出した策が「増員」だったのかなぁ…それなら仕方ないのかぁ、なにも手をつけられないよりはマシなのかな。確かにこのままデビューもせずに30超えてあの事務所で働くって言うのは、前例が無いわけじゃないけどぶっちゃけ不安定だもんな。結局それで辞めていった人も私は見てるし、当時自担でもないのに悲しかった記憶もある。だからSnow Manの将来については、あんまり考えないようにしていたところも正直あった。タッキーはそこから目を逸らさなかったんだろうな。

いろーんなことを堂々巡りに考えて、なんとか前向きに考えられるように自分を導いていたんだと思う。テレビの録画リストに並ぶ1/17より前の番組を見るたび「このときに戻りたい」と泣きそうになって、6人のSnow Manの中で笑うさくまくんがいるカメラロールを見れなくなったけど、でも自分に自分で言い聞かせてた。

 

「この増員はSnow Manのためだから、さくまくんが幸せになるための手段だから」

 

そうやって騙し騙し納得していたのに、すの日常の名前順を見て、また胃が熱く、苦しくなってしまった。

 

なんで。

 

なんで私の好きな人が、誰よりも名前が後ろなの。もうすぐだと思ってた更新が一気に遠のいたことがつらかった。なんで、なんで。

たかが名前順でここまで落ち込む自分に驚いたけど、でもやるせなかった。15歳の子の名前が1番上なのに、私の大好きな人はスクロールしないと名前すら見られないのが辛かった。悲しかった。やっぱりさくまくんは報われないのかなって、もう何度も折れた心がまた挫けた。

やっぱりこれは、新社長がお気に入りの子を推したいためだけの人事なの?私の大切な大切な、大好きな人は駒の1つなの?

また疑心暗鬼にかられる日々をおくるのか、そう思うとつらかった。

 

その後名前順はまた差し替えられて、さくまくんは1番下じゃなくなったけど、でももうなんにも信じてない(笑)いずれはあの順になるんだろうなって、それならいっそ1発で殺してくれよって思ってしまうな。

あの順にまたなるのはいつだろね。南座が終わったらか、横アリが始まったらか。

前者かな。

きっと前者だな。

 

また、…覚悟しなくちゃな。

 

 

そう思って、これを書き始めた。

 

 

 

 

 

 

つらいなぁ。つらい。

なんで私は好きな人を見てたいだけなのに、こんなにつらい思いしてるんだろうね。もう面白くなってきちゃったよ(笑)

きっとこれから私は、カメラ割りやら歌割りやら、立ち位置やら、もう何から何まで新体制に傷つけられるのかもしれない。その度になんで、なんでって泣くのかもしれない。

それでオタクを辞めるかもしれないし、辞めれないかもしれない。いやきっと辞めれないんだろうなーw

 

辞められるもんなら、とっくの昔にジャニオタなんて辞めてるんだと思う。それでも辞められないから私は、今日も自分をなんとか騙して、無理矢理前を向かせて。都合いいオタクになって、理不尽もなにもかも飲み込んで、大好きな人に「大好き」って言い続けてる。もうなにが書きたいのかわかんないんだけど、一つだけ言えることは、私はさくまくんに幸せになってもらいたい。なんとしても。絶対に。

 

だからさくまくんが幸せになるまでは、この目を逸らさないでいられたらと、今は願っています。

 

 

 

最後に

 

さくまくんへ

 

タッキーに9人での集合写真のさくまくんは身長何センチ設定なんだと聞いておいてください。気になるので(笑)

 

私より